宅地建物取引士
本試験自動採点サービス
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令和5年度 宅建試験
10/15(日)19:00 ~ 10/31(火)12:00
自動採点サービスは終了しました
※令和6年度の本試験自動採点サービス実施期間は、令和6年度の試験日が公表され次第、本ページでお知らせいたします。
予想合格ライン 37点 → 36点と発表されました
令和5年10月15日に実施された宅建試験は、昨年とほぼ同じ難易度のものであった。
個数問題は8問であり、組合せ問題は1問であった。
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「権利関係」の分野
「判決文に関する問題」が例年のように出題され、その内容は難しいものであった。
特記すべきは、(1)予想された相隣関係が出題されたこと、(2)不在者の財産の管理人が初めて出題されたこと、(3)問6が権利関係では珍しく個数問題であったこと、(4)問10の「抵当権」は直接、配当額を聞く問題であり、意表を突かれた受験者が多かったと思われること、(5)常連である「売買契約」から出題されなかったこと。
昨年と同様に確実に得点できたのは8問程度であったと思われる。 -
「法令上の制限」の分野
「個数問題」、「組合せ問題」がなく、その分、解答が容易であった。
都市計画法、建築基準法はいずれも易しい問題であった。 -
「税金」の分野
「印紙税」と「不動産取得税」が出題された。
「印紙税」は2年連続の出題であったが、内容は難しいものではなかった。
地方税は、例年「不動産取得税」と「固定資産税」が交互に出題されることが多く、予想された「不動産取得税」から出題された。
税金については2問とも正解した受験者が多かったと思われる。 -
「不動産鑑定評価関係」の分野
予想された「不動産鑑定評価基準」が出題された。内容は難しいものであった。 -
「宅建業法」の分野
「個数問題」が7個あったが、内容はそれほど難しいものではなかった。
特記すべきは、「電磁的方法による提供」が絡む問題が多かったことである。
実務における時代の流れによるものと思われる。 -
「免除科目」の分野
例年と同じレベルであり3点は得点できたであろう。
以上を総合し、今年の合格ラインの予想点は37点とした。